Z会中学受験コース(小3)最難関振り返り・難しい Vol.74

通信教育環境 Z会

この記事で分かること
・中学受験コース(小3)の振り返り


Z会の中学受験コースは2月から新学年度としてスタートします。(3年生は4月から)
ただ、中学受験コースの場合、文科省が定める学習指導要綱に沿って進むわけではありませんので、「新学年だ!4年生で習う内容が始まるぞ!」という訳ではありません。

中学受験を得意とする塾同様に、Z会の中学受験コースのカリキュラムは、中学受験に向けた力を効果的・効率的に身に付けられる構成になっています。以下に、算数を例に示しますが、各単元の右側の数字が、学習指導要綱で履修するとされている学年を示しています。

とは言え、1つの区切りでもありますし、また最近は練習問題での誤答も多くなり少し心配も出てきています。少しレビューをしたいと思います。

Z会公式サイトより引用

3年生終了&1つの区切り

4月から始まり23年1月分で小3コースを完走しました(1/22に月例テスト提出)。4教科、すべてのワークに取り組み、月例テストも遅延なく進めてきたのは、本当に素晴らしいと思います。

2月からZ会新学年になることは共有していますし、より高次元の問題にチャレンジすることになる⇒勉強時間も自ずと増やさないと厳しくなる、という事は伝えています。
Z会の場合は、3→4年では目安勉強時間として40分→55分/1日となっています。

日能研さんが週2日早稲アカさんも週2日&塾のない日の勉強時間1.5時間と比較すると、大分優しいと感じます。ただ、中学受験に向けて必要なことは、適切な学力を身に付けることですので、塾に通うライバルたちはもっと勉強時間を確保している、という事は強く認識しておきます。

通塾で得られる、学習マネジメントや習熟度チェックなどは親が実施しなければなりません。

誤答の増加とその懸念

少し心配なのは、算数の練習問題での誤答が増えていることです。以前、Z会の記事でも満点の問題を解いても意味がない、間違えるくらいの問題にチャレンジするのがよい、という事を書きましたが、明らかに正答率が下がってきていることを感じています。

原因は2つ考えており、
1つは、Z会の学習リズムに慣れてきたことによる慢心・集中力の低下
もう1つは、学習難易度のUPです。

いずれもケアをしなければいけない問題ですが、1つめの慢心・集中力の低下を改善しなければ、得られるはずの学力が身に付きません。一方、学習難易度のUPによる誤答は、ある程度やむを得ないと考えています。

最近は親から言われることなく、Z会を進めており、本当に素晴らしいと思っていますが、少しの懸念はルーティン化したことによる、“こなし作業になってしまうこと”、です。毎日の学習のマル付けをしていますが、子供の学習への取り組み姿勢はマル付けから分かることがあります。

不注意によるケアレスミスはすぐ分かるもので、マル付けしながら、どのような環境で学習をしたのか?集中していたのか?など聞くようにしています。ただ、最近はZ会の問題もやや難易度も上がっていましたので、不注意や慢心による間違えなのか、分かりにくくなっています。

また、負のスパイラルではありませんが、誤答の増加に慣れてしまう事も心配しています。「難しくなっているし、間違えても仕方ないや」、と考え始めてしまうと、学習効率は大きく落ちると考えています。
塾であれば、隣の子を見ながら、「負けたくない」とか、塾の先生からヒントを貰いながら「がんばってみろ!」とモチベートされることもあると思います。

このような時も、やはり家族・親が支えなければなりません。自分の子供ゆえに、ついつい厳しい言葉を掛けてしまうのですが、グッとこらえて、日々勉強を頑張っていることを褒めながら現況確認をしていくしかありません。(こんなこと書きますが、実際そんなにうまく出来てはいないです。)

こなし作業になってしまっているのであれば、一度一緒に学習をし、授業映像で流れる先生の説明を一緒になって考えてみる。また、間違った問題も、解説や解説映像で学ばせるのではなく、親が説明をし、「こう考えれば出来たんじゃない!?」と、話しかけてあげることなども大切かと思います。

先日の算数の復習では、正直私にとっては手間ですが、私が先にZ会先生の解説動画を見て、教え方を理解した上で、適宜ヒントを与えて子供に解き直しをさせました。通信教育だからこそ出来ること、出来ないことがありますので、そのバランスを上手にとって行きたいと考えています。

このサイトでは、自宅学習による学力向上を応援しています。
無料の資料請求が出来ますので、良ければ此方から取り寄せてみて下さい。

小1からお世話になっているZ会



自宅学習の基礎となったベネッセ



SAPIXメソッドの詰まった幼児教材



マイクラで遊びながら学ぶプログラミング



タブレットで隙間時間を活用スマイルゼミ


コメント

タイトルとURLをコピーしました