トップレベル模試/早稲アカ と 難関チャレンジテスト/日能研 比較・違い Vol.156

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この記事でわかること
・ハイレベル模試2つ(難関チャレンジテストとトップレベル模試)の比較
 トップレベル模試の方が難しい!

トップレベル模試8月結果
難関チャレンジテスト11月結果

12月10日(日)早稲田アカデミー主催のトップレベル模試(小4)が実施されます。文字通りトップレベルを目指したテストであり、早稲田アカデミー自慢のNN開成、NN桜蔭などの最難関志望校別コースへと繋がっていきます

小学4年生のこの時期に開催される模試の中で、本当に上位層に絞ったテスト・模試は、早稲田アカデミーのトップレベル模試、日能研の難関チャレンジテストの2つです。長男は両方のテストをこの秋受けていますので、比較・相違点について紹介します。結論論としては、トップレベル模試の方が総じて難易度が高い、です。

国語

文章題の文量は同程度ですが、文章の読みにくさはトップレベル模試の方が読み進めにくいです。文章題の出題傾向ですが、要求される記述量は問題数の多い難関チャレンジテストの方が多かったです。ただ、本文の読みにくさを考慮すると、トップレベル模試の方が難しいと思います。

漢字・語彙・語句等の問題は、トップレベル模試では全体の30%弱あります。難関チャレンジテストは13%程度しかありません。ただ、トップレベル模試の問題の難易度は極めて高く、全体の30%を占めますが得点源とは言い難い問題ばかりです。

受験者数・受験者層が同じではなく、また出題回によって平均点は異なるので、単純比較はできませんが、平均点の得点率を比較しても、トップレベル模試:30%(30.4点/100点)難関チャレンジテスト:41%(62点/150点)ですので、トップレベル模試の方が難しいと言えそうです。

算数

算数は出題傾向がハッキリと違います。トップレベル模試は大問3つで全13問難関チャレンジテストは大問6つで全20問程度です。

難関チャレンジテストは様々な単元から満遍なく出題をしており、また小問も(1)は比較的平易な問題で、(3)が相当難問になる、という作りです。また、考え方・解き方を説明させる問題が含まれているのが特徴的です。

トップレベル模試は、当然小問(1)から次第に難易度は上がりますが、(1)から「ドカーン」と厳し問題が並びます。問題数は少ないものの、どれも難問ばかりです。大問が少ないので、どこかで取り返そう、と考えることも難しいです。

平均点の得点率比較ですが、トップレベル模試:32%(31.7点/100点)難関チャレンジテスト:39%(58.1点/150点)とこちらもトップレベル模試の方が低くなっています。

まとめ

小4の時期にチャレンジさせる模試として、トップレベル模試&難関チャレンジテストがあります。問題の難易度はトップレベル模試の方が難しそう、という結論ではありますが、上に示したように出題傾向は異なるので、時間があれば両方チャレンジするのが良いと思います。

本番の入試も学校によって出題傾向はかなり異なると言われています。様々な難問に立ち向かえる素地を鍛える機会に良いと思います。

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