この記事で分かること
・日能研 学ぶチカラテストの難易度や平均点、受験人数、スカラシップ認定
・日能研 保護者会より最近の中学受験動向について
昨日(12/4)受験した日能研学ぶチカラテストの結果を受領しましたので公開します。
長男の自己採点は前回の振り返り記事の通り、
国語(自己採点):135点/150点
算数(自己採点):145点/150点
総合(自己採点): 85点/100点
と、国・算で得点率:93%、総合を含めた3教科で得点率:91%と非常によく出来ていました。
難関チャレンジテストを除いた過去2回の日能研 全国公開テストの長男の得点率は国・算2教科合計で、
1回目(6月):81% (平均点:65%)
2回目(10月):87% (平均点:72%) でした。
平均点や参加人数もこれまでと比べてどのようになっているのか、確認してきます。
12月学ぶチカラテスト 結果
3教科いずれも自己採点を上回り、3教科合計の得点率は驚異の98%となりました。自己採点より点数を貰い、順位も申し分ない結果です。以下、考察致します。
- 全国テストより易しかった
国語の平均点の得点率:81%、算数:73%、総合:86%、3教科合計:79%、国算2教科合計:77%となりました。昨日今回のテストに関して文量・記述量は多いものの、問題そのものの難易度は易しいと書きましたが、多くの子供達にとってもその様な傾向だったと思います。
国語に関しては、153人が満点の150点(受験者の約3%)ですので、記述回答に関しても細かい表現・表記のチェックはされていないと思います。 - 自己採点との乖離について
国語:14点ありました。漢字・記号は全てあっており、記述問題で文末尾表現が足りない、主語が抜けている、比較の表記で足りない部分がある、と判断して減点を想定していましたが、末尾表現の減点(しかも1点)だけでした。
算数:4点ありました。こちらも記述問題の末尾表現がなく、名詞止していたため減点を想定しましたが、減点なしの採点でした。
総合:”理想の公園とそこで想定される問題”について、全て箇条書きで書かれていたので、減点されると考えていましたが減点なしでした。記号問題で間違えた2つだけが誤答判定でした。
2022年日能研主催公開テストの受験者数と各教科平均点
恐らく全国テストが最もメジャーで参加人数が多くなっており、今回の学ぶチカラテストは“総合”という受験科目にないものも含まれており、見送る家庭も多くなったのだと思います。今回のテストに関しては少し軟化しましたが、長男にとっては温情採点も多かったので、その辺りは次回に活かせるようにアドバイスしつつ、また他の子がどのような回答を書いているのか、Nポータルを活用して学びに繋げたいと思います。
【学ぶチカラテストの公式ページから、日能研の想いを一部抜粋】
日能研のテストでは、「知識を測る」「覚える」ことよりも子どもが「自分で考える」「自分の考えを表現する」ことを大切にしています。 ~以下略~ 問題と対話しているうちに、「考えるって楽しい!学ぶことって楽しいんだ!」にたくさん出会える、そんな内容を出題します。(日能研Websiteより)
保護者会での情報・所感
今回の公開テスト時間中に、日能研では保護者会を開いて頂いています。印象に残ったことや記録しておきたいことを箇条書きで紹介します。
- 首都圏の受験率 20%超(東京都に限ると30%超)
東京・神奈川・千葉・埼玉の所謂首都圏の中学受験率は20%超で緩やかですが、上昇傾向にある。特に、東京に限れば30%を超え、今後さらに(少子化に反対し)都内の子供の数は増える予測なので、競争は厳しくなる見込み。
(所感)長男の通う公立小学校で30%程度受験しているので、東京に限れば平均的な受験率になりました。多いと考えるか、70%は地元中学に進学していると考えるか…。 - 入試の文章量は増え、難しくなっている
(所感)中学受験未経験の筆者にとって、毎回国語の文章量、算数でも会話形式などで話が展開され、読み進めながら状況整理が求められるので、中学受験する小学生はすごいな、といつも思っています。 - 高大の連携が進んでいる
付属高校に限った話ではなく、中高一貫私立では、高校と大学の連携が進められ、大学キャンパスでの受講経験や、大学生が高校に行き授業をするなど、連携が深まっているとのこと。 - 日能研は復習型&動画コンテンツも強化予定
日能研では予習は必要(必須)とせず、塾で習い・それを復習・振り返りという形で課題(宿題)を出しているとのこと。また、今後は、授業前動画・授業動画・解説動画などを更に充実させていくとのこと。
23年初のテスト
小学校3年生になって、最初は思い付きで受験をさせた外部テストでしたが、改めて受験をさせて良かったと感じています。子供はテスト慣れ、学力向上、精神的な成長、親としても保護者会などを通じて中学受験をきちんと考えるきっかけになり、とても得るものが多かったです。来年以降も、なるべく色々な塾の模試を、継続的に受験させたいと考えています。
年明け以降の予定(公式サイトへのリンク)
1/9 早稲田アカデミー & 日能研 全国公開テスト
1/14 進学塾ena 適性検査模試
となっています。帰省の予定もあるため、確定ではありませんが、9日は初めて早稲田アカデミーのテストを受けてみたいと考えています。
スカラシップ認定
2022/12/13 Update 今回の学ぶチカラテストの結果を受けて、日能研からスカラーシップの権利を戴きました。公式サイト⇒日能研ユースリーダーズ・スカラシップ
新4年生は、本科教室、教材費、テスト、さらには夏期講習なども含めて、1年間免除となります。
5年生以降は半年免除で、所定のテストで好成績だと認定延長or新しく認定されるとのこと。
お金の面がネックで通塾を躊躇っている訳ではないのですが、本人の頑張りによって勝ち取った権利ですので、本人のために使ってみたい、という気持ちはあります。ただ、このタイミングで通信教育⇒通塾への変更は殆ど考えていなかった(本人の希望があれば変えますが)ので、恐らく権利行使はしないと思います。
ちなみに、今回のテストで新5年生の認定はなかったと電話口で聞きました。学年が上がるほどに競争は厳しくなり、認定は得にくくなるとのことです。
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