中学受験校 偏差値について どの塾?どのテスト? Vol.75

クエスチョンマーク 中学受験

この記事で分かること
・中学受験の偏差値について考察、心がけ


首都圏の中学受験校の偏差値を眺めると、結構数字も違いますし、またその偏差値の前提などを考慮せずに捉えると見誤る可能性も高いと思います。我が家は長男が4年生を迎えようとしている段階ですので、受験校の偏差値を真剣に考え悩む時期ではありませんが、逆にまだまだ心に余裕がある段階ですので、様々なサイトの紹介や個人の考察などをここに残したいと思います。

ネット検索しても偏差値を気にするのは早くて小6で、小6夏以降で良いという記事も目にします。早い段階で偏差値を考えすぎるのは良くないと思いますので、お子さんのステージに合わせて考えてみて下さい。受験期に成績をぐーんと伸ばした方、逆に大きく落とした方、いると思います。1年先の学力・偏差値ですら分からないものですよね。

四谷大塚:https://www.yotsuyaotsuka.com/njc/deviation_top.php
小学生最大規模の「全国統一小学生テスト」を主催しています。
Aライン80偏差値というのは、当該偏差値の受験者の80%が合格する(していた)偏差値という意味になります。Cライン50偏差値は、当該偏差値の半分は合格すると示しており、ボーダーラインと言えるかもしれません。

AラインとCラインでは偏差値として3-5ポイント差がありますので、大きな差と言えます。塾間でも偏差値の差がありますし、この合格可能性をどのように評価しているかでも差が生じます。このような条件や前提を理解した上で、情報を眺めることが大事です。

日能研:https://www.nichinoken.co.jp/np5/schoolinfo/r4/resultr4.html
日能研ではR4偏差値、R3偏差値という呼び方になりますが、四谷大塚同様に入試結果に基づき、当該偏差値の合格可能性を示しています。
結果R4、予想R4とありますが、結果R4は入試結果に基づいたもので、予想は過去の結果や入試動向など日能研の考察が入ったものとなります。大幅な定員の変更、受験者動向の変化がない限りは殆ど差はありません。

Study中学受験:https://www.study1.jp/kanto/list/deviation.html
こちらは四谷大塚のAライン80偏差値の最も高い値を採用し並べています。最も高い値、というのがポイントで、受験日・受験条件で難易度は変わりますので、2-3ポイントは前後するものとして眺めるのが良いかと思います。

首都圏模試センター:https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/
上位校は非常に高く出ているサイトです。対象としている母集団のすそ野が広いことを意味しています。こちらの模試や説明会への参加をしたことがありませんので、ご紹介までに。

SAPIX:https://www.sapientica.com/
逆に、上位校で一番数字が出ないのがSAPIXです。偏差値表は個人ページのみで閲覧可能ですので詳述は出来ませんが、開成中学校:67、灘:68(80%判定偏差値)となっています。偏差値を測るテストの母集団のレベルが高いことを示していると思います。

さて、このように学習塾や扱いサイトによって偏差値が異なっていることをご理解いただけたかと思います。偏差値で学校を選ぶことはないと思いますが、受験を視野に入れている学校がどの程度の偏差値なのかは気になると思いますし、外部テストを受ければ偏差値が示されますので学校の偏差値ランキングでどのあたりなのか、という事も気になるかと思います。

ただ、偏差値は母集団がある程度定まったテストで見極めないといけません。また対象となるテストも考慮しないといけません。四谷大塚や日能研、SAPIXは毎年毎年中学受験者層をしっかりと集め、複数回実施される模試から中学校の偏差値(実際には生徒の合格可能性を示す偏差値)算定をされています。小3、小4の1回のテストで一喜一憂するものではありません。

1回のテスト結果では、今回のテストでは上位○○%であったと捉え、テストを振り返り仮にこの問題が解けていたら、××%(位)くらい改善していた、などと捉えるのが良いかと考えています。

我が家は貴重な勉強の機会として公開テストはこれからも受験をしていきますので、長男の偏差値の推移なども示したいと思いますし、テスト結果から推定される受験者層の変化や、開催塾による母集団の違いなども考察していきたいと思います。

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