この記事でわかること
・早稲田アカデミーが主催するNN志望校別の特徴・良さ
早稲田アカデミーでは、6年生の後期から超難関校・難関校向けに、学校別クラスを開校しています。有名な、NN(なにがなんでも)志望校別クラスです。
男子校:開成、麻布、武蔵、駒場東邦、慶應普通部、早稲田、早大学院
女子校:桜蔭、女子学院、雙葉
共学校:渋谷幕張、早実
全12校です。
早稲田アカデミー NN志望校別コース公式
長男も9月から通っていますが、概要は以下の通り。
メイン:日曜日
時間/コマ数:9:30~18:30 90分授業*3教科
回数:16回(9~1月まで)
費用:37,400円/月
サブ:土曜日
時間/コマ数:9:30~18:30 90分授業*3教科受講可能
回数:15回(9~1月)
費用:11,600円/1教科・月
NN志望校別コース特徴
■兎に角、志望校に特化して作りこんだ教材&講師による授業
■志望校別に特定校舎に集まっての授業
■6年後期のラストスパート、土日がみっちり詰め込める
この3点を私は大きなメリットと考えています。
1点目は言わずもがなですが、志望校向けに特化・作りこんだ教材&講師による授業です。NN志望校別模試の際には、保護者説明会も実施されますが、非常に専門性高く分析された資料集の配布と経験に裏付けられた話に聞き入ってしまいます。小生の考えは、NN志望校別を受講する子供たちは基礎学力は殆ど定着しているため、教材・講師どちらかが優れていれば、その授業を受ける価値はあると考えています。NN志望校別の塾講師でも、全ての子供に対して教え方が完璧であるはずがありません。ただ、教材が優れていればそのコースを使いこなせると考えています。
2点目の特定校舎に集まっての授業も、私はとても良いと感じています。土日8~10時間勉強している子供たちにとって、通塾時間が1~2時間発生することは少なからず負担ではありますが、我が子・またその友人たちにとっては良い刺激になっていると感じています。NN志望校別にクラス分けもされており、そのUP・DOWNもモチベーションの1つになっています。
3点目は、十分すぎる教材・授業により、一通り学習を終えた6年後期もみっちり机に向かうことが出来る。ある中学受験ユーチューバーさんは、『一通り学習を終えた6年後期は通塾する必要はない。過去問演習、学校別対策、弱点潰し込み、』と話される方もいます。確かに、通塾時間を勉強に充てて、そのような実践的な内容にシフトできれば良いと思いますが、実際はそう簡単ではないと考えます。簡単ではない理由・要因は、塾ロス、適切な課題・教材の選択、競争心、自宅への引きこもり、客観的視点ロス、など色々あると思います。
やや強引ではありますが、土日みっちりの状況にはありますが、息子・その周りの友人を見ていても、かなり大変ながら、それでも楽しげに通っている姿を見ています。
サピックスにも難関校SS(サンデーサピックス)特訓というクラスがあります。最難関校・難関校で圧倒的な結果を示しており、その授業内容やその質は疑うことはありませんが、他のブロガーさんの記事を見ますと、開成、桜蔭など単独の学校で構成されているものと、早慶コースや豊島渋渋コースなど複数校がごっちゃになっているコースがあると聞きます。
最後にデメリット・懸念を少しだけ。
■滑り込みで入塾していると授業内容、時間的拘束がより負担になりそう
→特定の学校に絞った教材・授業、また長時間の拘束があるため、合格ラインに厳しいと2月の本番苦戦しそう。一方で、これだけやるが故に、逆転合格も当然多い。
長男はNN開成に入りたかったのですが、3回チャレンジして1度も入室資格を得られることがありませんでした。開成志望者層では圧倒的下位で、また入室資格なし=合格見込みなし、という事だと理解しています。合不合判定の偏差値的には、30~40%と、全く不可能、という距離感ではなさそうですが、開成で課される問題に対して長男は合格不可能なのです。
結果として、長男は入室資格が得られず、別の志望校へ移りましたが、もしぎりぎり滑り込んでいたらかなり苦労したのでは、と想像します。併願校選び・その対策も難しいものになっていたと思います。
長男は土曜日2教科受講中。国語と社会です。偏差値的には、理科&社会でも良いのですが、特徴のある国語で大コケを回避すべく特訓中、社会は言うまでもなく。。通常授業に加えて、NN志望校別コースだけで約5万円/月…。聞いてはいたものの、お金がかかる。
ただ、小4の前半までZ会を中心とした自宅学習は機能していたと思いますし、早期に塾に通っていたらNN開成に入れた!、とも全く思っていません。もう少し子供の”中受学力”を伸ばす手法はあったと思いますが、色々バランスよくやれているとも思います。本人はNN開成に入れないことをしばらく悔しがっていましたが…。
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