2024年9月 ena都私立中判定模試(小5)結果と所感 Vol.170

公開テスト 結果

この記事でわかること
・第1回都私立中判定模試の結果
・今回の模試で気になった点多数

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9月14日に挑戦したena主催第1回都私立中判定模試の結果を受領しましたのでシェアします。我が家は野良受験のため、返却がやや遅く、9月25日頃に返却の連絡があり、郵送を希望したためこのタイミングになりました。

過去、enaの適性検査模試ではかなり良い結果を続けていましたが、形式の変わった今回はどのような結果だったでしょうか。こちらです。

数字が好きで鋭い方は色々気になる点が多いと思いますが、まずは結果に対する考察です。

自己採点に対して、国語は7点乖離がありましたが、内5点は満点採点した作文から5点削られていました。残り2点は記述問題の減点。
算数は、単純に計算ミス。理科と社会は、記述問題で部分点を貰えていたので自己採点より若干上振れとなりました。

四谷大塚系の偏差値で60程度の子供が都私立中判定模試を受けた結果、偏差値は63となりました。いくつか勿体ないミスはありましたが、概ね力が出せていたようです。偏差値はさておき受験者に対して上位5%以内に入れましたので、enaのテストでは過去と比べて遜色ありません。皆さんに於かれまして、横並びで考察する一例になれば幸いです。

では、ここから気になった点とその自己解釈を独り言として喋ります。今回が初めての実施でありますし、これから磨きが掛かっていくのだと思いますが、ちょっと気になったので記録までに。

1.受験人数
各教科の受験者数と、2科目合計または4科目合計の受験者数カウントが筋が通っていない。

2.偏差値
正規分布であれば偏差値63は、上位10%。逆に上位5%であれば、偏差値は66となります。模試の平均点や性質から、正規分布に近くなると考えられますので、これは補正が入っていると思います。

補正を入れなければいけない背景ですが、今回のテストは都立・私立いずれも志望校に対する判定が出ます。その判定基準はenaが四谷大塚の偏差値表を参考に作成した、独自偏差値表に対して行われているようです。

ですので、、ena塾生中心のテスト結果を、そのまま四谷の偏差値表を当てはめることが出来ないので補正を加えていると予想します。まぁ今回正規分布通りに長男が偏差値66を貰い、早稲田中クラスが合格ラインです!と言われても、私は信用しませんが、偏差値表を刷新するか、偏差値補正を続けないとこれは収集付かないですね。偏差値って母集団に対する位置確認なのに、補正するって??

3.志望校判定
最大6校書けるのですべて埋めて判定を受けておりますが、都立両国中学が早稲田中と同格になっていたり、違和感ある箇所が多かったです。また、適性検査模試時代にも判定は出ていましたが、そちらがとても緩い判定だったので、手のひら返しで判定が大きく下がった子ばかりだと思います。

enaさんには大変お世話になっており、今後改善・改良が進められることを期待します。が、、、enaさんとして私立向けの塾生を囲い込みたいのは分かりますが、この都私立中判定模試の精度を上げていくのはとても大変ではないでしょうか。

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