この記事でわかること
・NN開成クラスを考慮したうえでの、塾別開成中学推定合格者数
小学5年生の息子が先日NN開成中ジュニアオープン模試を受けている間、6年生から始まるNN開成クラスに関する詳しいご説明を頂きました。もともと、早稲田アカデミーの開成中合格者数は、NN開成クラスに通う外部生が含まれている、さらには四谷大塚の合格者数は、早稲田アカデミーの合格者数が含まれている、という事が知られており、実際にメインとして通塾する塾の実力(=子供の層)が分かり難くなっていたと思います。今回、NN開成クラスの外部生の推定在籍割合も分かりましたので、足したり引いたりして見ることにしました。
各塾発表の数字
主要塾の2024年開成中合格者数について下表にまとめました。他にも開成中合格者数を公表している塾はありますが、1桁になりますので割愛させていただきました。上位7塾を合計すると、624名になります。2024年の開成中の合格者数は424名でしたが、先日の早稲アカの保護者会では50名程度補欠合格が出ていると聞きましたので、約470名が”合格”となっている計算です。
NN開成の合格者数を分解する
実際にNN開成クラスに通う、オーガニック早稲アカ生と他塾生の割合・比率は分かりませんが、先日の説明会で入塾判定に関わる模試では、1:1となるという情報を考慮し、NN開成クラスに在籍するオーガニック早稲アカ生と他塾生の割合を1:1と仮定します。
そして、実際に合格者数に関しても、1:1と置きますと、146名の半分=推定73名が他塾在籍であることがわかります。
四谷大塚の数字も調整する
次に、四谷大塚の合格者数には、四谷大塚の予習シリーズカリキュラム塾である早稲アカ生の数字が含まれていると言われますので、四谷大塚の合格者数からオーガニック早稲アカ生の開成合格者数(=推定73名)を除く必要があります。
また、四谷大塚の場合、早稲田アカデミー以外でも予習シリーズカリキュラム導入している塾の数字がカウントされている可能性が高いので、もう少し調整する必要がありますが、今回は割愛をします。
調整後の数字は?
上記2点を調整した数字は以下の通りで、補欠合格を含む開成中合格者数にだいぶ近づきました。勿論、他の塾からの合格者も数十名いますので、まだ合格の重複を除き切れたわけではありませんが参考になる数字かと思います。Z会系をグループに含む栄光ゼミナールも、他塾生のカウントがされているのではと考えています。
早稲田アカデミーの73名という数字に関して、早稲アカ生の男子250位=四谷大塚偏差値62程度です。上位から順に開成中を受験するわけではありませんが、四谷大塚の偏差値で開成中の50%偏差値は67であり、大きく外れていないことが確認できます。
この結果から
塾の合格実績とその塾の良し悪し、特に子供にとって最適な塾であるか否かは全くの別物と考えています。このことを表明した上で、実績としてはサピックスが圧倒的という事が分かります。そして、2番手は早稲田アカデミーが確固たるものにしていますね。四谷大塚は他にも準拠塾からの合格者をカウントしている可能性が極めて高く、また今後の影響になりますが、刑事事件による一時期の敬遠もあったと考えますので、最々難関校特化という点ではサピックス、次点で早稲アカの二択ですね。
今日は組分けテストを受験中。また結果についてはまとめページに更新していきますので、ご覧くださいませ。
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