この記事で分かること
・日能研 全国テストの出題傾向について
自宅受験となりました日能研 全国テストについても振り返りを実施しましたので、出題内容・難易度など備忘メモを残しますので、ご参考ください。(23年1月全国テストの結果はこちら)
国語 平均点:101点(満点 150)
大問2つの構成でした。
日能研 全国テストの大問1は思考、記述、表現を評価する問題が提供されることが多く、今回もその傾向通りの出題でした。内容は、お弁当を作るとしたら、誰のために・どんなお弁当を作るのか、そしてどのような気持ちになって欲しいか、表現する問題でした。書きやすいテーマだと思いますので、多く得点されたのではないでしょうか。漢字の書き取りが、大問1の小問2にありました。
大問2は長文読解の問題でした。文章は小説で、あらすじなど含めると4,500字程度の文量でした。登場人物は4人で、実質2人の会話で展開されているため、ストーリーは比較的読み進め易いと思いますが、登場人物が一人称、名前、苗字など様々に表されるため頭の中がこんがらがってしまう子も多いかと推測します。記述問題は、3つあり(模範解答の文字数:45~90文字)ました。
長男の誤答
・当該傍線部以前から探さなければいけないのに、傍線部の後から一部抜き出してしまっている
・”あなたはどのように考えますか”という問いに対して、本文を踏まえず(=読み取れる箇所がない)、想像で書いている
記述回答が得意ではない子なので、全て埋めていることを褒めつつ、今一度質問文で聞かれていること、また回答作成において本文から逸脱していないこと、を意識するように振り返りを行いました。
算数 平均点:101点(満点 150)
大問6つの構成でした。
大問1は6つの計算問題でした。問題文に工夫して計算できるか考えてみよう、とあり、工夫をしようとした結果、四則計算のルール逸脱を犯し、2つも間違っておりました。
大問2は計算自体はとても簡単ですが、そこそこ長い文章が展開されているので、無駄なく素早く的確に読み進める必要があるかと思います。大問3は数列、大問4は数独のようなパズル、大問6は平面図でした。
大問5はトリッキーな問題でした。大切にしていたボールペンが傷んだので、同じ新品を買ってきて、部品を取り換えていった。気づくと全てを交換することになったが、それは大切にしていたボールペンと同じと言えるのか、という話について、意見を述べる問題でした。面白いですよね!考える力、表現する力を鍛えよう・伸ばそうという狙いの設問だと思いますが、このような出題があることに驚きました。
今回は国語・算数ともに平均点の得点率は70%弱でした。これまでの結果から、全国テスト(小3)は平均点の得点率が70%程度になるように設定されていると推測します。
ただ、何度も書いておりますが、日能研は記述回答問題が多く、テスト・模試を通じて学びを深めるという意識をとても強く感じます。点数だけでなく、子供の記述内容の変化などにも注目できると良いかと思いました。
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