小学生向け通信教育 3社比較 Vol.29

NextStage 通信教育

この記事で分かること
・通信教育メジャー3社の特徴と比較


長男が受講しているZ会について、3回に渡って教材の内容と実際の取り組み状況などについてまとめましたが、他の大手通信教育についても簡単にご紹介致します。通信教育を少しでもお考えでしたら、是非目を通してみて下さい。
公式サイト:Z会進研ゼミスマイルゼミ

長男はこどもちゃれんじを1年半弱受講していましたので、進研ゼミのちゃれんじを選択する可能性もありましたが、小学校へ入学と同時にZ会に転向しています。

  • 進研ゼミ(ベネッセ)
    小学生1年生から、ちゃれんじが小学講座の基本コースとなります。
    中学受験講座は4年生からオプションとして設定があり、公式サイトによると偏差値55~65の難関中学の合格実績もPRされています。

    印象としては、こどもちゃれんじ→ちゃれんじの流れを汲み、親しみを持ちやすいキャラクター設定やマンガを活かして、学習が継続できるように構成されていると感じます。学習教材以外でも付録が手厚いことも特徴です。
    中学受験講座では、受験に向けたカリキュラムはしっかりと組まれていますが、公式サイトで”偏差値55~65”と書いてありますので、Z会で最難関と言われる一部の超ハイレベルを目指すには、足りない内容になっているかと考えています。ただ、基本的には殆どの中高一貫私立は守備範囲に入っていると考えてよいと思います。
  • スマイルゼミ
    タブレット学習を活かした、取り組みやすさ・手軽さが受け入れやすいと思います。移動時間、旅行の合間、診察待ち時間、様々な隙間時間を活かせると思います。コースも発展クラスもあり、受講費も抑えめです。
    また、タブレットを活かして様々なイベント・ミッションを発生させることで、子供が自らタブレットに手を伸ばすよう、動機づけをしてくれます。

    ただ、中学受験を目指したカリキュラム・構成にはなっていないので、スマイルゼミ単独で中学受験を目指すのは難しい印象を持ちました。
    中学受験を目指す方は活用方法次第だと思います。例えば、塾100%で中学受験をしない子のサポート教材、タブレットを活かして隙間時間など学習させたい、という考えであれば、受講費・手軽さが活かされるのではと考えます。
  • Z会(中学受験コース)
    正直親しみやすさはあまりないです。キャラクターはいますが、ちゃれんじのように明るく楽しく励ましてくれることはないです。ただ、教材の内容や合格実績などではやはり優位だと考えています。
    教材への親しみやすさや付録による動機づけも殆どないため、子供に学習習慣が定着するまでは、親のサポートが必要だと思いますし、飴と鞭(我が家では、ゲーム&You-tube時間)で、習慣付けることも大切かと考えます。

まとめ

1.小学生向けの通信教育にも、それぞれ特徴(良いところ・苦手なところ)があるので、見極めを。通信教育だけで中学受験目指すのであれば、Z会か進研ゼミ。

2.通信教育では絶対!)継続する環境を整える、継続できるように習慣づける、ことを親が実践・サポートする。

3.目標・目的に向かって最適な手段・方法かを考え、適宜見直す。

我が家ではZ会へ転向するときに、今まで(ちゃれんじ)より難しくなり、また取り組みやすさ(親しみやすさ)は無くなると分かっていたので、親が交代で毎日学習に目を通すことが必要だね、と確認し合って変更を決め・実践しました。
また、3.に関してはまだ目標(私立本命?公立一本?)が定まってはいませんが、中学受験を考えたときに、塾という手段・手法は見過ごせないと(≒通信教育以外も視野に入れて)考えています。

新しく通信教育を始めようと考えていましたら、各社から資料を取り寄せて比較してみることをお勧めしますし、ただ比較サイトを眺めるだけではなく、実際に受講している・受講していたリアルな声を聴いてみることをお勧めいたします。

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小1からお世話になっているZ会



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